<報 告 書>

ヘリコプター活用懇談会

 

 (社)日本航空宇宙工業会ではヘリコプター活用懇談会(座長:東昭東大名誉教授)を設置し、昨年2月以来12回にわたって、わが国ヘリコプターの活性化をめざして、さまざまな検討を続けてきた。

 参会者は別添のとおり、ヘリコプターの研究者、技術者、運航者のほか、経済産業省、国土交通省、防衛庁、海上保安庁、東京消防庁などの政府機関を含めて、あらゆる分野の関係者から成っている。その検討の結果が、このほど中間報告としてまとめられたので、広く多くの方々にお読みいただきたく、日本航空宇宙工業会の同意を得て、ここに掲載することとなった。

 なお、報告書は長い文書なので、以下の目次にしたがって少しずつ分割掲載してゆくこととする。

 

【第1回掲載分】

はじめに
1. ヘリコプター活用懇談会について
2. ヘリコプターの有用性について
2.1 ヘリコプターの特徴
(1)ヘリコプターの長所
(2)ヘリコプターの短所
2.2 ヘリコプターの用途
(1) 公的分野
(2) 事業分野
(3) 私的分野

 

【第2回掲載分】

3. ヘリコプター利用の現状
3.1 ヘリコプター登録機数
3.2 国産ヘリコプターのシェアー
3.3 需要動向
(1)概観
(2)需要の伸びが期待される代表的分野
(3)内外のヘリ・コミュータ例

【第3回掲載分】

4. ヘリコプター活用のための課題
4.1 マーケットニーズに合った用途拡大のための課題
4.1.1 本格的なヘリ・コミューター事業の実現等、輸送事業に係る新規マーケット創出のための課題
(1) 計器飛行方式による運航の実現(定時運航性の確保)
(2) 環境への配慮(低騒音進入方式の導入、機外騒音の低減)
(3) 運航コストの低減(飛行時間増大,整備費用低減)
(4) 拠点空港におけるヘリコプター利用環境の改善(ヘリコプター用計器進入方式の開発)
(5) 都心ヘリポートの新設(屋上ヘリポート、港湾ヘリポート他)

4.1.2 救急及びドクターヘリコプターのさらなる活用に向けての課題
(1) パブリック・アクセプタンス(市民に対するアピール)
(2) 離着陸場の確保(場外離着陸場、民間ヘリコプターの高速道路への離発着)
(3) 病院(屋上含む)ヘリポートの整備(設置基準)
(4) 夜間運航体制の確立

【第4回掲載分】

4.2 ヘリコプター製造産業界における課題
4.2.1 用途拡大のために必要な機体に関する技術課題
(1) 騒音低減化技術の確立(騒音低減化デバイス、飛行試験等による技術実証)
(2) 全天候運航能力の付与(視界不良時・低速時の飛行特性向上、急角度進入方法の開発、中・小型機用防氷・除氷技術の開発)
(3) 低コスト機体実現のための技術開発(低コスト複合材構造技術、HUMS)
(4) 運用時の後方支援・テクニカルサポートの充実
(5) 用途に合った機材の開発 

4.2.2 機体開発競争力強化のための課題
(1) 技術継承のための研究開発への地道な取組み
(2) 公的研究機関での基礎研究の推進と実証型研究の拡大
(3) 防衛庁機の開発で得られた技術の機体も含めた民間転用
(4) 機体開発作業のスピードアップ(型式証明取得作業、製造(修理)方法認可時の柔軟運用)
(5) 無人ヘリコプターの活用
(6) 開発・生産の効率化 
おわりに

 

付録1. 「ヘリコプター活用懇談会」参加者名簿

付録2. 「ヘリコプター活用懇談会」―発表テーマ及び発表者

付録3.  ヘリコプターの騒音について

  

(AHS Japan、2003.5.25) 

 

(トップページへ戻る)